Friday, December 20, 2013

フェラーリ、エンジンとシャシー製造でいいアドバンテージに



フェラーリ、エンジンとシャシー製造でいいアドバンテージに
新V6パワーユニットを発表したフェラーリ。
大きな変化となる2014年F1シーズン。これまでのV8エンジンからV6ターボエンジンに変更され、フェラーリ、メルセデス、ルノーがそれぞれエンジンを製造、契約チームに供給する。

フェラーリで新たにテクニカルディレクターに就任したジェームス・アリソンは、19日(木)にチームの本拠地であるマラネロでフェラーリの新V6パワーユニットが披露された際、次のように語った。

「エンジンとシャシーを一緒に製造できることは間違いなく、いいアドバンテージになる」

「ほかのチームには同じようなことはできないし、今年はクルマのシャシーに新たなパワーユニットを搭載するという複雑な作業が必要となる。こういうことはかつて一度もなかった」

アリソンは、フェラーリとメルセデスAMGのようにシャシーとエンジンを両方とも製造するチームと、今シーズン前半まで務めていたロータスのように、メーカーからエンジンを購入しなくてはならない「顧客」としてのチームを対比しながら、さらに次のように続けた。

「僕はロータスにいたときにそれを直接経験したからね。エンジンサプライヤーは確かにチームの要求に応えようとするよ。でも、ここでできることと同じことは決してできないんだ。ここには、新しいクルマの設計や開発をするための共通の業務に関する歴史的な文化があるよ」

メルセデス、ライバルのレッドブルからトップエンジニア2人を獲得



 メルセデスは、チャンピオンチームのレッドブルから2人のトップエンジニアを獲得することを発表した。現地時間(以下、現地時間)19日、『ロイター』通信が伝えている。

 メルセデスは、現在レッドブルの車両力学責任者を務めるマーク エリスがパフォーマンス ディレクターとして、そしてレッドブルのシミュレーション担当チーフエンジニアのジャイルズ・ウッドがシミュレーション及び開発担当のチーフエンジニアとして、ともに来年6月に加入することを明らかにした。

 さらに「この2つの新設の役職は、チームの技術部門をさらに強化する。特にシミュレーションと車両力学の分野だ」と説明しており、来季のタイトル挑戦の望みを高め、また圧倒的な力を誇るライバルの弱体化も期している。

 この2人は、チーム代表のロス ブラウン氏が辞任を発表し、取締役のパディ ロウ氏とトト ウルフ氏がチーム代表職を分担することが明らかになって以来、初めての大きな補強である。

 レッドブルはセバスチャン ベッテルとともに過去4年連続でチャンピオンを獲得しており、さらに2013年シーズン後半はS.ベッテルが9連勝を飾る比類なき強さを見せた。しかし重要なスタッフの流出が続いており、マクラーレンも空力専門家のピーター プロドロモウ氏を獲得し、新パワーユニットサプライヤーのホンダとの提携が始まる2015年に加入することをすでに発表している。

N.ロズベルグ、タイヤテストで高速バーストに見舞われる



 メルセデスのニコ ロズベルグが、現地時間(以下、現地時間)19日、バーレーン インターナショナル サーキットでのタイヤテストで、高速走行中にタイヤバーストに見舞われた。これを受けて、ピレリは来季使用されるタイヤには問題ないと訴えている。『ロイター』通信が伝えている。

 現行の規則では来年まで通常のテストは禁止されているが、安全上の理由で競技レギュレーションが変更されたのを受けて、タイヤサプライヤーのピレリはタイヤのデータをより多く収集できるように特別措置を要求した。

 この結果、2014年シーズンのプロトタイプタイヤをテストするため、ピレリは全11チーム中4チームとともに3日間のテストを行なっている。

 タイヤバーストによるアクシデントで幸いケガはなかったN.ロズベルグは、ツイッターに「バーレーンのストレートでちょうど320km/hのフルスピードでスピンしたら、何の前触れもなく僕のタイヤがバーストしたんだ。そのおかげで、今はトイレットペーパーが必要だね」と投稿したが、その後、これは削除されている。

 その後、ピレリはプレスリリースを通じ、N.ロズベルグがトラベルに見舞われたタイヤは構造、コンパウンドの面で革新的なもので、過去には研究室の中だけでしかテストされておらず、今後は2度と使用されることはないと説明。さらに「来季のチャンピオンシップに供給されるタイヤの安全性は問題ない」と念を押した。

 そして、N.ロズベルグのアクシデントについては現在調査中で、その調査結果についてはFIA(国際自動車連合)及び全チームに通知すると保証している。

 ピレリは、今年のイギリスGPでの連続タイヤバーストの再発を避けることを強く願っている。このときF1は危機的状況に陥り、ピレリはタイヤ構造を改修することになった。

現役F1ドライバーらを批判するアーバイン



現役F1ドライバーらを批判するアーバイン
ライコネン、酔っ払ったらアーバインに電話?
2002年シーズンを最後にF1を引退し、現在はマイアミで不動産業を営む48歳となったエディー・アーバインは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)の4年連続でのF1タイトル獲得に関して、かつてフェラーリ時代のチームメートであったミハエル・シューマッハが成し遂げたことと必ずしも同等には評価できない、と次のように語った。

「ベッテルの記録は素晴らしいものだ。でも、彼には毎年かなりいいクルマが与えられていたけれど、ミハエルはそうではなかった」

「彼(シューマッハ)は、タイトルを獲得するまで(フェラーリで)4年にわたって苦しんでいた。ベッテルが常勝チームであるレッドブルにとどまっているのは退屈だね。彼が何を証明しようとしているのか分からないよ」

「そうだね、これからもタイトルを取り続けていくだろうさ。でも、だから何だって言うんだい?」、とアーバインは付け加えた。

また、アーバインはルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)に対しても批判的だ。ハミルトンが「映画スターかラッパーか何かになりたい」という欲望とパフォーマンスを引き換えにしているとアーバインは非難している。

現在のF1関係者たちとはまったく交流がないとするアーバインだが、ときどきキミ・ライコネンから連絡をもらうことがある、と笑いながら次のように語った。

「キミ・ライコネンはときどき電話をかけてくるよ。酔っぱらっているときにね!」

ペレス「マクラーレン放出を喜ぶ日が来ればいいな」



ペレス「マクラーレン放出を喜ぶ日が来ればいいな」
2013年ブラジルGP セルジオ・ペレス、メカニックたちと記念撮影
 セルジオ・ペレスは、マクラーレンから放出され、危うくF1に残れないところだったが、ここからポジティブにキャリアを積み重ねていきたいと語った。

 11月、マクラーレンは2014年にペレスの代わりに育成ドライバーのケビン・マグヌッセンを走らせることを決め、ペレスはわずか1年で同チームから離れることとなった。

 シーズン終了間近での放出決定により移籍の選択肢は多くはなかったが、ペレスはフォース・インディアのシートをつかみ、F1に残留することができた。

「もう少しでF1から去ることになるところだった。(マクラーレンの)決定がとても遅かったからだ。僕は小規模チームに行きたくはなかったしね」とペレス。
「僕は今すごくハングリーで、F1で自分の力を証明したいと思っている。フォース・インディアのシートを獲得できなかったらF1に残るのは難しいだろうと考えていた。幸いシートをつかむことができたから、今後を楽しみにしている」

 マクラーレンが不調な時期にチームに加わったペレスは難しいシーズンを送ったが、来年の自分の目標は「もちろんトップチームに対して自分の力をもう一度証明することだ」と語っている。
「去年もやれたのだから、もう一度できない理由はない。僕は自分の才能に自信を持っているし、自分に何ができるか分かっている」

 マクラーレンのシートを失ったのは残念だが、これが自分のキャリアがいい方向にいくきっかけになることを願っているとペレスは述べている。

「将来何が起こるか、誰にも分からない。F1では特にそうだ。だから数年後に振り返って(マクラーレンのシートを失ったことが)キャリアの中でこれ以上ないほどいい出来事だったと言えるようになればいいなと思っている」
「フォース・インディアへの加入が僕のF1キャリアにおいていい動きになることを願っている。僕には大きな目標と夢がある。それを絶対に実現したいんだ」